リチウムバッテリーラインナップ
エネルギー密度が高く、体積に比して高出力放電が可能なリチウムタイプのバッテリーは、従来のものに対して大幅な小型軽量化が可能になっています。そのリチウムバッテリーも、技術進化に従ってメーカーごとにいくつかの特徴の違いがあります。写真の3種が当社でテストしたり取扱いしている、Z系の始動が可能で使用可能な各社サイズのもの。いずれもZの純正バッテリーのYB14Lの半分程度の容積、重量は3割程度しか無く、向か...
View Articleスーパーライトバッテリー
連続のリチウムバッテリー記事ですがこちらはレース他の用途で一部で試験的に使用しているタイプの超軽量型です。スマートフォンと並べると、どれだけ小型であるかが連想出来ると思います。厚さは僅かに35mmしかありませんから、軽さのみでは無く搭載方法も従来とは異なった場所に置けるでしょう。通常この大きさのリチウムバッテリーで連想するのは、バッテリー上がり時等に使用する為のジャンスターターバッテリーですが、あれ...
View Article海
Zで出かけたときに出先でどうしても気になるバイク付け。どこかお店へ入っても視界にZが見えないとどうも落ち着きません…サクッといけて眺めも良く、Zが視界に入って落ち着ける、そんなお店いつも気にしてます。最近行ったお店でなかなか条件を満たしてくれた良いお店がありました。昼から雨という予報だったので午前中のうちにサクッ行ってきました。場所は七里ガ浜駐車場室内もありましたがZを真横に付けらるという意味では外...
View Articleバルブの沈みと圧縮比の関係
オーバーホール時にシリンダーヘッドに内燃機加工を施す場合、バルブガイドの交換の如何に関わらずシートカットは行うと思います。この場合シートリングの当たりを出す為に切削加工を行いますから、バルブは必ずシリンダーヘッドの燃焼室内壁に対して沈む事になります。問題はこの沈みによってどの程度燃焼室の容積が変化し、それが圧縮比に影響するかです。このシリンダーヘッドは、新品時より一度も加工された事の無いオリジナルで...
View Article分解と組立
車体から降ろされ分解そして粗洗いの完了した二機のエンジン。手前がFX1で奥がZ1です。二機共にオイル管理等が良かったと思われ、粗洗いの段階でも内部までキレイです。手前のFX1は奥にあるZ1のヘッドよりも内部が黒く見えるのは元々新車時からのペイントです。生産から既に40年以上が経過している物だと思えば、非常にキレイな状態だと解って頂けると思います。ただし、新車時からと思われるバルブガイドはそれなりに消...
View Articleバンジョーボルト加工
これは、当社のZ系インジェクション化テストとデータ取りに使用しているZ1000Jのフューエルポンプ用バンジョーフィッテング現行で最初からインジェクション化されている車両の場合はフューエルタンクの中にポンプが位置する為、タンク外の燃料ラインは理論上燃圧が伝達出来て全開運転中にインジェクターが燃焼室に投入するガソリンが通せる程で良いので、200馬力を超えようかというメガスポーツでも意外にイメージより細か...
View ArticleZ用525ドライブスプロケット18T入荷
長い事バックオーダーでお待たせしておりましたSUNSTAR製のZ系用525ドライブスプロケット18Tがやっと入荷しました。チェーンと合わせてお待ちいただいておりましたお客さんには順次連絡の上お送りいたします。Z系が新車当時に使用していた630規格のチェーン重量に比べ、530、525と細く軽くなりながらも強度,耐久性共に向上した結果、高速で回転するチェーンの軽量化はルックスの好み意外にデメリットの無い...
View Article一寸先
Z系と直接関係があるかと言えば無いかも知れませんが、当社に来店するお客様の安全にと。PAMSは第三京浜の都築インター出口より1分という立地もあり、東京方面より来店されるお客さんのほとんどが第三京浜を使われます。そのうち入口は2つあるのですが、これは環八練馬方面から来て入る方。このカーブに見おぼえがある方も多いでしょう。左方向に一周しながら環八の下をくぐり、直線になったところでアクセルを開けると下りの...
View ArticleKZ1000
納車間近となったKZ1000です。丸Zの中でZ1やKZ900には無い独得なマッシブさが特徴のKZ1000。RブレーキがDISC化されていたり、排気量がUPされていたり進化しています。大変オリジナル度合の高い車両ですが、オーナーさんからのリクエストで「鞍シート」とCRキャブレター、SP2を始めとする電装系のリフレッシュを行いました。また、見た目はこの様にノーマル然としていますが、ヴォスナーピストンにて...
View ArticleT-2ハンドル入荷致しました
T-2ハンドル入荷致しました! 今回、形状はそのままに少し改良しました。 純正ハンドルスイッチ(スロットルホルダー側)のストッパーが挿せる様、 穴あきにしました。 ハンドルの剛性感を高めるのと、振動が少しでも減ればと思い 肉厚2,3mmパイプに変更 サイズは変わらず、 高さ約150mm 幅640mm...
View ArticleFX1
販売車両にするのか、自分用なのか?悩みながら作業を進め始めた750FX1。今まで下手なレストア等に染まらず今日に至った、マフラー以外はほぼオリジナル状態で見つけたFX1ですが、全体の自然なヤレ感を残しつつ機能的な部分をシッカリと仕上げるのか。または外観もそれに合わせた新車仕上げを目指すのか?...
View Article試乗LUNCH
今日も気持ちの良い秋晴れとなった東京・横浜。オレンジタイガーはOH後に発生したマイナートラブルを処置した後のダメ出しを。元祖黒豆51号は、車検ついでに少々エンジンにスパイスを効かせた後のテスト走行。第三京浜をの高速走行後は街中でのテスト走行です。しかし、仕事だとは言っても天気が良いに越したことはありません。やはりこんな日は一瞬仕事を忘れてそのまま何処かに行ってしまいたい気持ちになったりします。そのま...
View Article検証洗浄検証
オーバーホール作業のご依頼で入庫しているZ1のエンジン。内燃機加工前の分解を終え検証と洗浄が続きます。距離にして十数万キロ走行のバージンエンジン。ある意味きっちり消耗しています。今回は排気量アップに伴いESTスリーブに打ちかえるので問題ないのですが、四気筒綺麗に緩んでいます。カムチェーンガイドが折れて残ったガイドが遊んでいたことによって押し広げられてしまった溝。溶接成形してきっちり直していきます。ヘ...
View ArticleNight run
昨晩は久しぶりのナイトラン。たびたびブログでも紹介させて頂いている最終試作パーツ装着車含め、チェックラン。仕事という名のツーリングとも言います。なんだかとても久しぶりな感じがする夜の保土ヶ谷P。平日なので流石にバイクはほとんどいませんでした。そのままくるくると大使の方を回り大黒Pへ。ほとんど走りっぱなしで2時間弱ぐらいくるくるしてました。締めは都筑Pでご飯食べて解散。暑さも落ち着きPamsワークジャ...
View Articleこんな雨の日は
こんな雨の日は、黙々と作業に没頭しています。地味な作業ですが、とても大事な作業です。ハイカムに変えてしまうのであれば、省ける項目でもありますが、この車両はSTDカムを使用しますので、カムシャフトの各部摩耗具合を測定し使用の是非を検証していきます。マイクロメーターを使用しなくてもデジタルノギスでも簡易的に測定できます。きわどい数値の場合はマイクロメーターで測定していきます。まずはカムハイト、純正の基準...
View Article午前様
外は降り止まぬ雨。夜走りするには絶好の季節なのですが、こんな時はスタッフ各々に愛車をイジります。高山のKUROMAMEです。今回は腰上の仕様変更、そして既にテストとして組み込んだ新規パーツの状態確認を含みます。まずは自分たちのZに組み込んで実走行テストが基本です。その昔、まだこの仕事を始めた頃と言えば、腰上分解は一つの大作業的感覚だったのですが、いつしか腰上分解&組立なんて当たり前になってしまいまし...
View ArticleTO THE ROAD !
コンプリート制作させて頂いたブラックMK2早いもんで、9年近くが経ちました。今回は、メーターリビルトでリフレッシュ!最近MK2専用ガレージを作ったとの事、乗って磨いて眺めて大切にしてもらえて、とても嬉しいです!有難う御座いました。お気をつけて!
View Article