生贄ヘッド
Z1のシリンダーヘッドです。助けてくれ・・・と今にも声が聞こえてきそうです。 年々程度の良い物が減り、スペアパーツとして確保する事が難しくなりました。 勿論、選ばず手当たり次第で良いのであれば、まだまだ中古で見つかります。 しかし、消耗度合いが少なく程度の優れた物・・・となると話は変ってきます。 さて実は本日のこと、そんな話しに相反する様な行為をしてしまった私です。...
View ArticleEXスタッド
6mmEXスタッドボルトから8mm仕様へと変更するヘッド。 単に8mm仕様にするとスタッド支持部分の肉が足りなくなって、状況によってはそこへクラック等の入るトラブルも見て参りました。ご覧のヘッドはアルミを肉盛りした上で整形そして8mm化した物です。...
View ArticleESTシリンダースリーブの耐摩耗性について
HPのパーツ紹介欄にESTスリーブの特徴を簡潔に纏めてアップいたしました。 さて、最も大きな特徴である”Z系純正当時の材質に比較して2倍、メッキライナーにも匹敵する耐摩耗性”についてですが、ESTスリーブがZの純正の2倍硬いというわけではありません。摩耗しない=硬い素材とついついとらえがちですが、本当にそうならスリーブは減らない変わりにピストンリングやピストンの方が摩耗してしまいます。...
View Article腰下組み立て
腰下の組み立てが始まったZ1エンジンです。毎度思うのですが、クランクもミッションもASSY状態でこの様に収まっていると、なんとも腰下というのはシンプルだと感じます。...
View Articleビュービューヒュルヒュル
空冷Zサウンドと言えば、お馴染みのビュービュー(ヒュルヒュル)音です。 設計者が意図して出した音だとは思いませんが、最初の試作が出来た時、 「なんやビュービュー煩いな・・・」「でもコレも聞き慣れたらええんちゃうか?」と 言ったかどうか・・・は定かではありませんが(笑)。...
View Articleオイル漏れ
エンジンの調子その物は悪くないのに、ヘッド・シリンダーブロック間、そしてシリンダーブロック・クランクケースデッキ間両箇所よりかなりのオイルリークが発生していた車輌です。...
View Article1000 LIKE !
去年からボチボチと始めさせて頂いたPAMS・フェイスブックの「イイネ!」件数が、お陰様でなんと本日1000件をオーバーしました! https://www.facebook.com/pages/PAMS/438390046240759?hc_location=timeline...
View ArticleENG OH
腰下よりキッチリとOHを施したZ1エンジンです。 同時に70φまでボアアウトして排気量を上げています。 ただしOHを施すにあたりここまで順調に来たわけではなく、特に腰下については山あり谷ありといった個体です。...
View Article測定機器用電源
バイクや車の電源電圧は、12Vのバッテリーが基準ですが、スロットル開度センサーや、負圧センサー等を含む各種センサーを機能させる為の電源は直流5Vとなります。これは、ECU等に使われるマイクロプロセッサーの稼働電圧が5Vだからなのですが、精密にデータを取ったり各種センサーを比較検証するには直流の5Vが必要です。...
View ArticleBuff
オーバーホール等の作業である程度の期間を覚悟の上で車両をお預け頂いているとは思いますが、いつもあるところにない愛車、その違和感に車両を預けた次の日から寂しくなるのがオーナー心だと思います。その寂しいオーナー心を少しでも紛らわすがごとく最近愛車の一部を持ち帰り可愛がるオーナーが増えております。笑その多くはカバー類等のバフ研磨!ご経験のある方はお分かり頂けると思いますが、手バフは結構大変です。途中で手を...
View Article火入れ完了!
予定通り本日無事に火入れが完了しました。 完成まで山あり谷ありのエンジンでしたが、生まれ変わり無事新たな産声を上げてくれました。 あれだけガチャガチャと煩かったエンジンですが、ヒュルヒュルとスムースに静かなアイドリング音を奏で始めてくれました。...
View Article6mm → 8mm
ワンピース集合管を使用するにあたり、度重なるEXスタッド折れに悩まされ6mmから8mmスタッド化に踏み切ったZ1。 ヘッドのみを降ろしての作業です。降ろしたついでにステムシール等の消耗部品のみ交換というメニューです。 以前にもご紹介した内容ですが、そのまま6mmスタッドを8mm化すると、周囲の肉が薄くなり過ぎてクラック等が発生する事もあります。若干アルミを盛った後に8mm化+整形をしています。...
View ArticleNew legs
足回りを中心としたブラッシュUPメニューで入庫中のZ1R。Rショックユニットにはナイトロンをチョイス。STDスイングアームに控えめな補強ブレースを這わせてあります。そして前後ホイルはマグタンJB1を。 前後ブレーキDISCはサンスター製をチョイス。キャリパーはお馴染みのAP2696を。FフォークにKYB38φをセットしました。...
View Articleばらして組んで
以前研究用に新品を購入してあったスロットルボディ http://blogs.yahoo.co.jp/pams_jp/62403777.html こいつを使ってZに装着する事を前提に分解と検証してみます。バタフライ部口径は38mm1番2番 3番4番ボディは一体になっていてピッチの変更は出来ませんが、Zと同じ75mmです。...
View Article3・11
震災から丸三年となった今日。津波でご両親を亡くされたというお客様とお話する機会がございました。原発の現状や進まない除染、今も仮設住宅での生活を余儀なくされている人達の苦悩、曖昧な国からの支援状態等を始め、様々な問題の本質が報道では知らされていないという現実を貴重な生の声としてお聞きする事ができました。...
View Article十年ぶりのリフレッシュ
早いもので前回手を入れさせてもらってから既に10年が経過したZ1。 酷い腰痛に悩まされ、何度もZを降りようと悩んだオーナーですが、体調管理をシッカリとして復活。Zと共にパワーアップしてto the road も目の前まで来ています。 腰下からキッチリ手を入れ、リフレッシュと共に今回はパワーアップも図りました。...
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